日本で働いている看護師の中には海外で働きいてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
私も漠然とずっと海外で働きたいと思っていました。そしてまず、自分にできることをリサーチして挑戦していきました!!まずはどんな働き方があるのか知ることから初めてみましょう!

私は英語とか話せないんだけどそれでも大丈夫なの?



誰だって初めは語学に自信がないし不安だけど、できることはいっぱいあるよ!!
この記事は以下の方におすすめです。
- 国際看護師になりたい方
- 看護師が海外で働くため方法やそれぞれの働き方の特徴や条件を知りたい方
国際看護師になるには?


国際看護師とは…どういう人でしょうか?
国際看護師という資格や免許はありません。一般的に海外で活躍している看護師のことを国際看護師と呼んでいます。
つまり誰でもチャンスがあり国際看護師となることが出来るのです!!



そんなこと言われても海外で働くなんて、なんだか敷居が高そう。。。。



大丈夫!!海外で看護師が働く方法は沢山あるよ!!
海外に興味があり、看護師として働いてみたい方は多いぜひ以下に紹介する方法で、自分にあった働き方見つけて海外への第一歩を踏み出してみましょう!!
看護師が海外で働く3つの方法


看護師が海外で働くには大まかに以下の3つの方法があります。
- 海外ボランティアとして働く
- 海外派遣看護師として働く
- 海外看護師免許を取得して働く
それぞれ特徴があるので、見比べて自分に合う方法を見つけてみましょう。
看護師として海外ボランティアをする
看護ボランティアは短期で、海外での看護業務を経験してみたい方にお勧めです。
多くの医療ボランティア団体が短期~長期の様々なボランティア活動を募集しています。
医療団体の多くは発展途上国で活動しているところが多いため、途上国でのボランティアに興味ある方には最適です。
- 短期ボランティアは語学力を問わない団体も多い
- 長期ボランティアは語学力を問われることもあるが高くない事が多い
- 1週間程度から経験できるため、働いていても夏休み等を利用して参加できる
- ボランティアなので給料等は出ない事が多い。また旅費などは自費のことがほとんど



海外で働く3つの方法の中で一番英語や看護のハードルが低いため参加しやすいよ!



ボランティアは人のためにもなって、自分の海外での経験も積めるね。


海外派遣看護師として働く
基本は日本で働きながら、災害等の緊急支援が必要な時に派遣医療チームの一員として働く方法です。
有事以外の時は、日本の病院で看護師として経験を積む事ができます。海外で働きたいけど、生活の基盤は日本が良いという人におすすめです。
- 医療チームの一員として海外で働く事ができる
- 給料をもらって海外で働くことができる
- TOEIC800以上など一定の語学力が必要である
- 実務経験3~5年以上など条件がある場合が多い
- 災害や医療チームとしての特殊訓練や研修が必要であることが多い



少しボランティアよりはハードルがあがるね。



そうだね。だけど日本で看護師としての実務経験を積みながら海外へ行く準備ができるのは大きなメリットだね。
独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)や日本赤十字社は国際緊急援助の医療チームを持っており、有事の際に海外で幅広い活動をしています。
JICAは日本の政府開発援助を一元的に行う実施機関です。
JICAは事業の一部としてJICA国際緊急援助隊(JDR:Japan Disaster Relief Team)という医療チームがあります。
厚生労働省は発足した国内災害チーム(DMAT:Disaster Medical Assistance Team)はとても有名ですね。
DMATとJDRの違いは以下です。
日本赤十字社は192カ国との世界最大のネットワークを活かして緊急援助から開発協力まで人道支援を展開している認可法人です。赤十字病院は都道府県にあるため誰しも聞いたことがある組織ですね。
国際救援・開発協力要員として海外での支援活動への参加を目指す方のための登録研修があり、それらを修了する要員として登録されます。多くの医療チームの要員は赤十字病院で働いており、有事の際に収集され現地に派遣されます。
国際要員ウェブサイトにて派遣要員の情報収集ができますので、興味あるの方は見てみましょう。
その他にも医療チームを組んで災害時に活動している組織は多くあります。多くが日本人同士でチームとして派遣されるのは、初めての海外派遣でも安心ですね。
海外看護師資格を取得して働く
海外の病院で正看護師しとして働くには、その国の看護師免許が必要なケースがほとんどです。日本の看護師免許は、世界カ国で使用できません。
国によって条件は異なるもの、ほとんどの国が高い語学力が必要だったり、実習プログラムを修了しないとけいない国があります。生活の基盤ももちろん海外になります。
- 高い英語力が必要である(IELTSで、Overall 7.0程度など)
- 給料は日本より良いことが多い
- 国によっては専門性があり、最新の医療技術を学べる
- 病院の就職であるため数年単位の長期であることが多い



海外の看護師免許は国によって全然違うので特徴をみてましょう♪
- アメリカ
-
医療技術が発展しているため高い技術が身に付きます。アメリカの看護師の平均年収は日本の1.5倍といわれ約700万円程度です。その分、ハードルも高く「NCLEX-RN」というアメリカの看護資格が必要です。州によっても条件や道のりが違います。
- イギリス
-
ナイチンゲールが看護を気づいた国です。イギリス看護師の年収は日本と同程度です。残業が少ない、長期休暇が取得できる等福利厚生面が良いです。国家資格はなく、かわりにNMC(Nursing & Midwifery Council:イギリス看護協会)へ看護師登録は必要です。
- オーストラリア
-
オーストラリアは福祉先進国と言われています。看護師経験と「学位」があれば語学試験だけで看護師資格を取得できます。オーストラリア看護師の年収はボーナス等がないことが多く、日本と同程度か低くなります。AHPRA(Australian Health Practitioners Regulation Agency:オーストラリアの看護協会)へ看護師登録することが必要です。
国際看護師の準備として研修や留学で看護経験を積もう


まずは短期の看護研修や語学留学などに参加する
いきなり海外で働くことに自信がない方も多いですよね。英語にも自信がないし、、海外の医療事情も知らない…。
そんな方に短期の看護研修や語学留学がおすすめです。
看護師として本格的に働く前に、準備段階として海外の医療事情や医療英語について学ぶことで自身が海外で働くというイメージがつきやすくなります。まずは短期の看護研修や語学留学から初めてみましょう。
- 看護研修留学
- インターンシップ
- 医療英語の語学留学
まとめ
海外で働くといっても、ボランティア、派遣、就職など様々な方法があります。
働くための準備に、留学や海外研修に参加するのも海外で働くための良い準備になります。
現在の英語力や、どのような方法で働きたいかを考えて自分にあった働き方を見つけましょう。